ページタイトルは重要です
検索エンジンが最も重要視するのがそのページのタイトルです。
そのページは「何のページなのか」を最も具体的に表現する要素ですし、検索結果の一覧に表示される大切な情報です。
例えば、ページタイトルが「おいしい焼き芋」であるのに、内容が「アップルパイ」のページであったとしたら、それは内容に齟齬があるとして検索エンジンからは敬遠されてしまいます。
「何のページ」ですよ、と一言で表せるようなページタイトルをつけるべきです。
しかも、WEBサイトは複数のページから構成されるものです。
トップページがあり、下層、もしくは並列にコンテンツがあります。
このWEBサイトの構造自体も、実はコツがあります。コンテンツの量にもよりますが、各カテゴリのトップページは並列に並べることが望ましいでしょう。
というのも、ひとつのサイトで複数のテーマを取り扱う場合、各テーマ毎に表示されるページが違うからです。
○○新聞と検索した際は、もちろんその新聞社のWEBサイトトップページが表示されますが、「国内事件」と検索した際には、そのカテゴリのトップが表示されるからです。
これは、検索エンジンがサイトの各ページを読み込み、キャッシュ(記憶)しているということです。
つまり、ページタイトルも全てバラバラにしておくことが望ましいのです。
ひとつのテーマを取り扱ったサイトにしても、各ページに全く同じ情報が記されているわけではないはずです。(逆にそのようなサイトは検索エンジンから敬遠されます)
WEBサイトの名前とは別に、そのページが何のページなのかを的確に伝えることが大切です。
ページタイトル、つまりタイトルタグ内の情報は、ホームページの中で最も最初にユーザーが接する文字列です。
ページの名前をつけた瞬間から、それは「情報を提供する」ということになります。
的確なタイトルをつけることは、ユーザーに対してもフレンドリーになります。そして、ユーザーに対してフレンドリーなものを検索エンジンは好みます。
このページタイトルですが、実は命名の際に少しコツがあります。
横書きの文章は左から読みます。実際に検索エンジンも左からその文章を解析しています。
その文章の意味を深く読みとっているわけではなくで、ページタイトルに含まれる単語にプライオリティを付けています。そのプライオリティは文章の左、つまり先頭から存在する単語から重要しされます。
例を挙げると、「英会話のページ〜マイクが解説〜」というページタイトルと、「マイクが解説する英会話のページ」では、検索エンジンに対する伝わり方、ひいてはユーザーに対する伝わり方にも差が出てきます。
先にあげた方は、「英会話」という単語に最も重きが置かれています。対して次に挙げた例では「マイク」がメインになります。読み手側も、同じ印象を受けます。
ですから、これらが別々のホームページであったとしたら、「英会話」というキーワード検索に対しては先のページが上位に、「マイク」という検索に対しては後の例が上位に表示されます。
ページタイトルの中でのこのプライオリティが、最も検索エンジンの原理的なものです。ページの中、そして各ページ、各サイトとの関係性も、基本はこの思考の派生となっています。
ですから、ホームページによって情報を発信していく際は、「どのように検索されたいか」、もっとビジネス的に考えるとするならば、「どのキーワードが多く検索されるか」を意識しながらページを構築していくことが、コツとなります。
ページタイトルがSEOの出来不出来をもっとも左右するといっても過言ではありません。
コンテンツを包括する、端的で的を得たタイトルをつけるようにしましょう。
ポイントは、「メインとなる単語を一番最初に持ってくる」ということです。